練習試合

守備位置について（４）

これは、私がやっていた守備位置です。実際に経験すると分かりますが、先に紹介した典型的な守備位置（１）では、ライトにボールがほとんど飛んできません。そこでその守備を、ホームラン防止用に二塁と三塁の間に移動しました。学区の球技大会ではピッチャーのボールが遅いので、蹴られると左方向に強い打球が飛ぶ確率が高くなります。もしここで二三塁間に守備がいないと、センターが抜かれたボールはそのまま転がってホームランになってしまう可能性が高いからです。

学区の大会だと子ども達の個々の守備範囲も、そんなに広くは期待できないので、できるだけボールが転がる確率の高いコースに、守備を密に配置する必要があると思います。あまりボールの飛んでこない位置には、下級生などを配置する考えもあると思いますが、やはり１０人いるのであれば、できるだけボールが飛んできそうな所に配置させた方がよいではないでしょうか。特にホームランは（監督の）精神的なダメージもあるので、できるだけ３塁打までに抑えたいものです。もちろん右方向が手薄になりますので、右を狙われると怖いです。同様に３塁も実はあまりボールが飛んできませんが、ここをなくすわけにはちょっといきません。